4月22日 アカシデ


【アカシデを見つけました】
   11.4.22 撮影
アカシデは、「秋吉台国定公園の高等植物」には『林内に稀』と記載があります。
   
    アカシデ〈赤四手/別名シデノキ・コソネ・ソロ〉(カバノキ科 クマシデ属) 花期は4〜5月。
   山野の川岸など湿った肥沃な所に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄同株。
   樹皮は暗灰白色でなめらか。
隆起した皮目が多く、老木ではすじ状のくぼみができる。
   葉は互生し、長さ4〜8cmの卵形または卵状楕円形。若葉は赤色が目立つ。
   葉の展開と同時に開花する。
   雄花序は黄褐色で長さ4〜5cm、前年枝から垂れ下がる。
   苞は広卵形で紅色を帯び、先端は鋭くとがる。雄花は苞に1個ずつつき、雄しべは8個。
   葯の先は紅色を帯び、軟毛が生える。
   雌花序は本年枝や短枝の先端に上向きにつくか、または垂れ下がる。苞は卵状披針形。
   雌花は苞に1個ずつつく。
   果実は堅果。8〜9月に熟す。果穂は長さ4〜10cm。


            秋吉台に多いイヌシデとは違い、雄花序が赤っぽく見えます】
                         11.4.21 撮影
                     【樹皮は暗灰白色でなめらか
                           11.4.22 撮影
                       【上の画像を拡大しました】
                         11.4.22 撮影
             「隆起した皮目が多く、老木ではすじ状のくぼみができる」

                 【
花も葉も小形で端正。日本的な趣がある
                         11.4.22 撮影
                        【上の画像を拡大しました】
                           11.4.22 撮影
              「雄花の苞は広卵形で紅色を帯び、先端は鋭くとがる」

                 【上の画像を拡大しました − 雌花序を】
                           11.4.22 撮影
          「雌花序は本年枝や短枝の先端に上向きにつくか、または垂れ下がる。
          雌花は苞に1個ずつつく」
                     

                           【雄花序】
                          11.4.22 撮影
     「雄花は苞に1個ずつつき、雄しべは8個。葯の先は紅色を帯び、軟毛が生える」

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ハイノキ・コハウチワカエデ・ヤブデマリの様子を見に来た林縁で、「森林セラピー基地で今年目立っているアカシデに間違いない」と、見つけたのは21日でした。
雄花の苞などを撮りに来た今日22日は雨で風もあり、「EOS-1Ds MarkU」+ 300mm望遠レンズで撮ったものの、ぶれがひどくて・・・。
でも、どうにか、イヌシデとは違うことが分かる画像を並べることができました。
アカシデについた花番号は、1302。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。