4月16日 イヌシデ


【秋吉台には多い木 − 今が一番目立つ時です】
   11.4.16 撮影   
      イヌシデ〈犬四手/別名シロシデ・ソネ・ソロ〉(カバノキ科 クマシデ属) 花期は4月。
     山野に生える高さ10〜15mになる落葉高木。雌雄同株。
     雑木林によく見られ、かつては薪炭用に利用された。
     樹皮は灰褐色で、白っぽい縞模様が目立つ。
     葉は互生し長さ4〜9cmの卵形または狭卵形で、ふちには細かい重鋸歯がある。
     側脈は12〜15対。
     葉の展開と同時に開花する。雄花序は黄褐色で長さ5〜8cm、前年枝から垂れ下がる。
     雌花序は本年枝の先端や短枝の先から垂れ下がる。果実は堅果。10月ごろ熟す。
 

                     
                       11.4.16 撮影
                    【葉の展開と同時に開花する
                           11.4.16 撮影
            【雄花序は黄褐色で長さ5〜8cm、前年枝から垂れ下がる
                           11.4.16 撮影
                       【上の画像を拡大しました】
                         11.4.16 撮影
        「雌花序は葉芽と一緒に冬芽に入っていて、新葉と同時に伸びだしてくる」

                     【上の画像を拡大しました − 雌花序】
                        11.4.16 撮影
                     「雌花は苞の基部に2個ずつつく。
                      花柱は紅色で先端は2裂する」


                           【雄花序】
                          11.4.16 撮影
                「苞の縁や雄しべの葯の先端には長い毛が生える」
                         

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。