ヤドリギViscum album var.coloratum〈宿木〉
(ビャクダン科 ヤドリギ属) 花期は2〜4月。
茎は緑色で、無毛。
2叉分枝を繰り返して広がり、高さ30-80cmになる常緑低木。
ケヤキ、ブナ、サクラ、シナノキ、ヤナギなど種々の落葉広葉樹に寄生する。
葉は柄がなく、倒披針形で長さ2-8cm、幅0.5-1cm、全縁、
先は円く、下部は次第に狭くなり、両面無毛、
ふつう3本の太い脈がある。
2〜3月、枝の上部にほとんど無柄の花序をつくり、1〜3個の花をつける。
雌雄異株。
雄花は2個の苞に包まれて4個の厚い花被片があり、長さ約4mm、
花被片の内側に葯が合着する。
雌花は2個の苞に包まれ広楕円形で、長さ約3mm、先は4裂する。
花柱はごく短い。
果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれて
淡?色または橙赤色に熟す。
北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
ふつうに見られるヤドリギは果実が淡黄色だが、
果実が橙赤色品種をアカミヤドリギf.rubroaurantiacumという。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【A向かって左から、1株につき3回シャッターを切り続けました】
19.3.20 撮影
【B現地では、ヤドリギかアカミヤドリギかは分からないまま、ひたすら撮影】
19.3.20 撮影
【Cこんなことに時間を費や出来るのは一人歩きだからこそです】
19.3.20 撮影
【Cを拡大しました − ここまでずっと黄実ばかりでした】
19.3.20 撮影
【Dこれもすべてヤドリギでした】
19.3.20 撮影
【E順に撮っていき、最後になって】
19.3.20 撮影
【Eを拡大しました − ほとんどが黄実でしたが】
19.3.20 撮影
【Eを拡大しました − 赤実が写っていました】
19.3. 20撮影
【F赤実が写っていた画像は5枚ありましたが、同じ場所を撮ったものでした】
19.3.20 撮影
【Fを拡大しました − Eと同じ実ですが、こちらの方がピントが合ってていました】
19.3.20 撮影
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アカミヤドリギの花は見ることができなかったのですが、今は、ヤドリギが花盛りの時なので、
果実からですが、アカミヤドリギ(雌花)開花としました。
来年も、アカミヤドリギの確認ができたら嬉しいのですが・・・。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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