2019年 3月20日  アカミヤドリギ


アカミヤドリギの開花は2014年を最後に確認できていません。
ドリーネの宿主に着生しているヤドリギの中にある株で確認してきたのが、
ヤドリギが増えて密生状態となって、確認を諦めていました。

【@一念発起、全部の株を撮って、アカミヤドリギがないか、調べることにしました】
19.3.20 撮影

         ヤドリギViscum album var.coloratum〈宿木〉
                        (ビャクダン科 ヤドリギ属) 花期は2〜4月。
        茎は緑色で、無毛。
        2叉分枝を繰り返して広がり、高さ30-80cmになる常緑低木。
        ケヤキ、ブナ、サクラ、シナノキ、ヤナギなど種々の落葉広葉樹に寄生する。 
        葉は柄がなく、倒披針形で長さ2-8cm、幅0.5-1cm、全縁、
        先は円く、下部は次第に狭くなり、両面無毛、
        ふつう3本の太い脈がある。
        2〜3月、枝の上部にほとんど無柄の花序をつくり、1〜3個の花をつける。
        雌雄異株。
        雄花は2個の苞に包まれて4個の厚い花被片があり、長さ約4mm、
        花被片の内側に葯が合着する。
        雌花は2個の苞に包まれ広楕円形で、長さ約3mm、先は4裂する。
        花柱はごく短い。
        果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれて
        淡?色または橙赤色に熟す。
        北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
        ふつうに見られるヤドリギは果実が淡黄色だが、
        果実が橙赤色品種をアカミヤドリギf.rubroaurantiacumという。
         − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

【A向かって左から、1株につき3回シャッターを切り続けました】
19.3.20 撮影
                                 
【B現地では、ヤドリギかアカミヤドリギかは分からないまま、ひたすら撮影】
19.3.20 撮影

【Cこんなことに時間を費や出来るのは一人歩きだからこそです】
19.3.20 撮影

【Cを拡大しました − ここまでずっと黄実ばかりでした】
19.3.20 撮影

【Dこれもすべてヤドリギでした】
19.3.20 撮影

【E順に撮っていき、最後になって】
19.3.20 撮影

【Eを拡大しました − ほとんどが黄実でしたが】
19.3.20 撮影

【Eを拡大しました − 赤実が写っていました】
19.3. 20撮影

【F赤実が写っていた画像は5枚ありましたが、同じ場所を撮ったものでした】
19.3.20 撮影

【Fを拡大しました − Eと同じ実ですが、こちらの方がピントが合ってていました】
19.3.20 撮影

 アカミヤドリギの花は見ることができなかったのですが、今は、ヤドリギが花盛りの時なので、
 果実からですが、アカミヤドリギ(雌花)開花としました。
 来年も、アカミヤドリギの確認ができたら嬉しいのですが・・・。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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