2月17日 アカミヤドリギ


アカミヤドリギは、初めて2004年1月に確認ししましたが、翌年は伐採された宿主と共に消えてしまいました。
以来、ヤドリギが目に入るたびに赤実ではないかと近づいて調べてきて、8年ぶりに今日、1株を確認しました。

【@写っている十数株のうち、赤い実が見られたのは、右端の1株だけです】
12.2.17 撮影
昨年の山焼き直後にも、ここのドリーネに下りて見に来ましたが、
昨年は野鳥に食べ尽くされていたのか、黄実も見えませんでした。


 ヤドリギ〈宿木/別名ホヤ・トビヅタ〉(ヤドリギ科 ヤドリギ属) 花期は3〜4月。
 エノキ、ブナ、サクラ、ケヤキ、ミズナラなどの落葉広葉樹に寄生する高さ50〜80cmの常緑小低木。 
 雌雄異株。
 葉はヘラ形で全縁。皮質で厚く無毛。
 花は葉と葉の間に雄花は3〜5個、雌花は1〜3個ずつつく。果実は液果。直径6〜8mmの球形で、
 10〜12月に淡黄色に熟す。
 果実が橙黄色のものをアカミヤドリギと呼ぶ。

                
                  【@を拡大しました − 右端の株です】
                         12.2.17 撮影
        高い所でしかも強い逆光のため、肉眼では果実があることすら見えませんでした。                       
                         12.2.17 撮影
            全てが赤実ではなく、黄実の中に混じっています。雑種でしょうか?

 今使っている「MarkU+100mmマクロ」では、100%拡大してもこの大きさ。
 8年ぶりに見つけたアカミヤドリギ、この実を是非、どんなことがあっても300mmで撮りたい。
来年見られるという補償は全く無いし、第一、今年の写真展には私が撮れる最高の写真を出すと約束しているのですから。

  私は、現在手に入る最高の機器で撮影したら、あとは自分の責任なのだと思い込み、
  昨年秋に、なけなしのお金をはたいてMarkVを買い、
  想定では、現在は一生懸命撮影して技術の向上に努めているはずでした。
  が、しかし、レンズとの調整が必要。調整済みのレンズでエラーが出て、再びメーカーに。
  現在の日本のカメラ・レンズのメーカーは、素人だから分からないだろうと、
  「ユーザーをいかにうまく騙して自社製品の不具合を隠すか」に、専念しているのではないか。
  今日現在の、メーカーからの報告で疑いたくなった、感じたままを書きました。

                     * * * * * おまけ * * * * *

    【A今日、ウメが開花しました − 昨年より7日遅く、私の記録で2番目に遅い開花です】
                         12.2.17 撮影
                         【Aを拡大しました】
                         12.2.17 撮影
                     
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。