2014年 4月26日 アカメヤナギ(雌株) − その2 |
アカメヤナギSalix chaenomeloides 〈赤芽柳/別名マルバヤナギ〉(ヤナギ科ヤナギ属) 花期は4〜5月。 湿地に生える高さ10-20mになる落葉高木。雌雄異株。 平野部を流れる大きな川沿いに普通に見られる。 葉は互生。 葉身は長さ5-15cmの楕円形。ふちには先端が腺になった小さな鋸歯がある。 托葉は円形で大きく、遅くまで残り、よく目立つ。ふちには鋸歯がある。 葉が展開したあとに開花する。日本のヤナギ属の中では最も花期が遅い。 雄花序は長さ約7cmの長い円錐形。 雌花序は長さ2-4cm。 【@を拡大しました − 葉が展開したあとに開花する。日本のヤナギ属の中では最も花期が遅い】
株立ちしない高木で、葉の展開後に雌花が開花するヤナギはほかにありませんでした。 友人が自宅近くの河川公園で撮った雄花の画像にも托葉らしいものは写っていないとのこと。 托葉が目立ってくるのは、葉が完全に生長し、葉柄が伸びてきた頃なのでしょうか? また宿題ができました。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |