2016年 9月4日 アブノメ |
アブノメ Dopatrium junceum〈虻の目/別名パチパチグサ〉 (オオバコ科 アブノメ属) 花期は8〜10月。 対になってつく球形の果実がアブ(虻)を思わせることによる。 水田など、湿地に生える軟弱な1年草。 茎は柔らかく、直立し、高さ10-25cm。 葉は無柄で対生し、長さ10-25mm、幅3-5mmの狭長楕円形または被針形で、 先端は鈍く、ふちに鋸歯はない。 上部の葉は次第に小さくなる。 茎の中部の葉腋には柄のない閉鎖花をつけ、 茎の上部の葉腋に淡紫色で長さ4-5mmの唇形花をつける。 上唇は2裂、下唇は3裂する。 上唇には雄しべが2個つき、下唇には仮雄しべが2個つく。 萼は5裂する。 刮ハは直径2.5-3mmの球形。 【@を拡大しました − 茎の中部の葉腋には柄のない閉鎖花をつけ】
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |