2016年 9月4日  アブノメ



【@今年は花が沢山咲いています − 水田の縁で】
16.9.3 撮影

           アブノメ Dopatrium junceum〈虻の目/別名パチパチグサ〉
                             (オオバコ科 アブノメ属) 花期は8〜10月。
         対になってつく球形の果実がアブ(虻)を思わせることによる。
         水田など、湿地に生える軟弱な1年草。
         茎は柔らかく、直立し、高さ10-25cm。
         葉は無柄で対生し、長さ10-25mm、幅3-5mmの狭長楕円形または被針形で、
         先端は鈍く、ふちに鋸歯はない。
         上部の葉は次第に小さくなる。
         茎の中部の葉腋には柄のない閉鎖花をつけ、
         茎の上部の葉腋に淡紫色で長さ4-5mmの唇形花をつける。
         上唇は2裂、下唇は3裂する。
         上唇には雄しべが2個つき、下唇には仮雄しべが2個つく。
         萼は5裂する。
         刮ハは直径2.5-3mmの球形。

【@を拡大しました − 茎の中部の葉腋には柄のない閉鎖花をつけ
16.9.3 撮影
                                 
【A開花確認は8月24日でした】
16.8.24 撮影

【Aを拡大しました − 茎の上部の葉腋に淡紫色で長さ4-5mmの唇形花をつける
16.8.24 撮影

【B茎の上部の葉腋に淡紫色で長さ4-5mmの唇形花をつける
16.9.3 撮影

【Bを拡大しました − 上唇は2裂、下唇は3裂する
16.9.3 撮影

【Cもう少し近寄って】
16.9.3 撮影

* * * * * おまけ* * * * *

【Dミゾハコベの花に再挑戦】
16.9.3 撮影

【Dを拡大しました − 花は直径約1mm。雄しべは3個、雌しべは1個】
16.9.3 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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