2016年 8月26日  ミゾハコベ − その2



【@水田で、ミズマツバなどの開花確認の時、肉眼では見えないまま撮影してみました】
16.8.24 撮影

          ミゾハコベ Elatine triandra Schk〈溝繁縷〉
                      (ミゾハコベ科 ミゾハコベ属) 花期は 6〜8月。
        水田、溝、湿地などに生える特に小さな1年草。
        茎は軟らかくて、円く地を這って分枝し、長さ3-6cm、節から白いひげ根を下ろす。
        葉は対生し、広被針形または狭卵形で、長さ5-12mm、幅2-3mm、
        2〜3対の細い側脈があり、鈍頭、無毛、全縁で、
        葉柄はごく短いかまたはない。
        6〜8月、葉腋に淡紅色の小花が1個つく。
        花は直径1mmばかりで、花柄は短いかほとんどない。
        花弁は3個、楕円形で鈍頭、萼片よりやや長い。
        雄しべは3個、雌しべは1個、花柱は3個で短い。
        果実は偏球形の刮ハで直径約2mm。

【@を拡大しました − 開花した花が写っています】
16.8.24 撮影
「花は直径1mmばかり。花弁は3個、楕円形で鈍頭」

                                 
【A − @の株の別の枝にピントを合わせて】
16.8.24 撮影

【Aを拡大しました − 果実が写っています】
16.8.24 撮影
「果実は偏球形の刮ハで直径約2mm」

 ミゾハコベは、「水田、溝、湿地などに生える特に小さな1年草」

 肉眼では「花らしいもの」までで、どんな状態なのかは、見えないままシャッターを切っています。
 「ルーペで確認してから撮れば」と、思われるかもしれませんが、
 田の中で地面に這っている草を見るために、這いつくばって顔をもっと下げるなんて、とてもいや。
 また気が向いたら撮ってみます。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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