ミゾハコベ Elatine triandra Schk〈溝繁縷〉 (ミゾハコベ科 ミゾハコベ属) 花期は 6〜8月。
水田、溝、湿地などに生える特に小さな1年草。 茎は軟らかくて、円く地を這って分枝し、長さ3-6cm、節から白いひげ根を下ろす。 葉は対生し、広被針形または狭卵形で、長さ5-12mm、幅2-3mm、 2〜3対の細い側脈があり、鈍頭、無毛、全縁で、 葉柄はごく短いかまたはない。 6〜8月、葉腋に淡紅色の小花が1個つく。
花は直径1mmばかりで、花柄は短いかほとんどない。
花弁は3個、楕円形で鈍頭、萼片よりやや長い。 雄しべは3個、雌しべは1個、花柱は3個で短い。
果実は偏球形の刮ハで直径約2mm。
【@を拡大しました − 開花した花が写っています】
16.8.24 撮影
「花は直径1mmばかり。花弁は3個、楕円形で鈍頭」
【A − @の株の別の枝にピントを合わせて】
16.8.24 撮影
【Aを拡大しました − 果実が写っています】
16.8.24 撮影
「果実は偏球形の刮ハで直径約2mm」
ミゾハコベは、「水田、溝、湿地などに生える特に小さな1年草」。
肉眼では「花らしいもの」までで、どんな状態なのかは、見えないままシャッターを切っています。
「ルーペで確認してから撮れば」と、思われるかもしれませんが、
田の中で地面に這っている草を見るために、這いつくばって顔をもっと下げるなんて、とてもいや。
また気が向いたら撮ってみます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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