クスドイゲ Xylosma congestum (ヤナギ科 クスドイゲ属) 花期は9〜10月。 海岸の岩場や山地の岩礫地に生える高さ3-5mになる常緑低木〜小高木。雌雄異株。
樹皮は灰褐色で若木はなめらかだが、太い木では縦に浅く割れ、不規則にはがれる。
枝分かれした刺がある。 葉は互生。長さ3-8cmの卵形または卵状長楕円形で革質。 先は鋭くとがり、ふちには鋸歯がある。
葉腋から短い総状花序を出し、直径約2mmの黄白色の花を多数開く。 花には花弁はなく、4〜5個の萼片がある。 雄花には長さ約3mmの雄しべが多数ある。
雌花には球形の子房が1個ある。花柱は短く、柱頭は2〜3裂する。 果実は液果。直径約5mmの球形で、10〜11月に黒く熟す。
【@を拡大しました − 夏の乾燥した暑さがお気に入りだったか、花が沢山】
16.9.3 撮影
【A後ろに回って樹皮を】
16.9.3 撮影
【Aを拡大しました − 灰褐色で、枝分かれした刺がある】
16.9.3 撮影
「こうまでして、動物が登ってくるのを防ぐ理由は???」
【B葉腋から短い総状花序を出し、直径約2mmの黄白色の花を多数開く】
16.9.3 撮影
【Bを拡大しました − 雌花序です】
16.9.3 撮影
【C直径約2mm − 雌花は雄花に比べて小さくて地味ですが、撮影は好きです】
16.9.3 撮影
【Cを拡大しました − 雌花には球形の子房が1個ある。花柱は短く、柱頭は2〜3裂する】
16.9.3 撮影
雌花開花の前日(2日)に、雄株を見に行ったのですが、翌日開花と思われました。
きっと、雌花と同じ3日に開花したと思いましたが、雄株に回る時間がなくて…。
その上、4日・5日が台風接近の予報で撮りに行けないのです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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