ユリワサビ Eutrema tenue 〈百合山葵〉(アブラナ科 ワサビ属) 花期は2〜4月。 山地谷沿いの湿り気のある礫地に生える多年草。 茎は地を這い、先が斜上し、高さ20-30cm。 根茎は細く短い。 根生葉は長柄があり、卵円形または腎円形で直径2-5cm、 基部は心形、波状の鋸歯があり、無毛。 茎葉は小型で互生する。
茎頂に総状花序をだし、直径1cmほどの白色の4弁花をつける。 長角果は長さ1-1.5cm。 花期:3〜5月 分布:北、本、四、九 和名は冬に枯れた葉の基部がふくらみ根茎の先を包む姿がユリの鱗茎に似ることによるが、 実際にこのような根茎がつくのは東北地方に産する「オクノユリワサビ」と呼ばれるタイプ。 − 増補改訂新版「山に咲く花」 −
【A − @の左に写っている花序 − 茎頂に総状花序をだし、直径1cmほどの白色の4弁花をつける】
22.3 8 撮影
【B − @の右の花 −今年は開花が随分遅かったです 】
22.3.8 撮影
【C今日開花していた2個体目 − 今冬の厳しい寒さがユリワサビの開花に影響したのでしょう】
22.3. 8 撮影
【Cを拡大しました − この姿を見るために何度足を運んだことか...】
22.3. 8 撮影
【D今日開花していた3個体目】
22.3 8 撮影
【Dを拡大しました − 今日開花していたのは3個体だけでした】
22.3.8 撮影
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帰り水のユリワサビを美祢旅にしようと思い立ち、
『長者ヶ森駐車場〜帰り水〜ききょうが原〜遊歩道〜長者ヶ森駐車場』の距離を測ったのは、
3月4日。
あの日はまだ開花していなかったのです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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