ツルニチニチソウ Vinca major〈蔓日日草〉 (キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属) 花期は2〜6月。 人家付近から杉林の林床まで、さまざまな場所に生える多年草。 茎は細く、地際から出て広がり、花をつける茎はやや立ち上がり、 花をつけない茎(栄養枝)は匍匐するが、普通は分枝せず下根しない。
葉は対生し、有柄、卵円形で全縁、光沢があり、長さ3-5cm。 花は3〜5月、花茎の上部の各節に1花ずつ交互につき、平開し、 紫色で径約4cm。 北海道〜琉球で逸出し、自生状態となっている。 原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ。 渡来:明治時代に園芸植物として導入された。 − 「日本の帰化植物」 −
対生する葉の一方の腋に直径4cmほどの5深裂した青紫色の花をつける。
− 「日本帰化植物写真図鑑」 −
【@を拡大しました −葉は対生し、有柄、卵円形で全縁、光沢があり、長さ3-5cm 】
22.3 9撮影
【@を拡大しました − 対生する葉の一方の腋に直径4cmほどの5深裂した青紫色の花をつける】
22.3.9 撮影
例年は探さなくても花の方から目に入ってきた感じのツルニチニチソウですが、
この冬の寒さが開花を遅らせたのでしょうか。
暖かくなって、徐々に開花が見られるようになりましたが、今年3月9日までの確認数は95種。
暖冬だった昨年の記録では144種、ちなみに2010年は128種でした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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