2016年 6月9日  ユキノシタ (変種)



【①洞穴前で、葉や茎が暗紫色を帯びないユキノシタの群落を友人が見つけました】
16.6.9 撮影

          ユキノシタ Saxifraga stolonifera〈雪の下〉(ユキノシタ科 ユキノシタ属) 
                                            花期は 5~7月。
        湿った岩の上などに生える多年草。
        根元から赤い匐枝を出し、その先に新しい株をつくるので群生することが多い。
        葉は根生し、長い柄がある。葉身は長さ3-6cmの腎円形で、厚くてやわらかい。
        表面は暗緑色で、脈に沿って白い斑が入る。
        裏面は暗紫色を帯び、赤褐色の毛が多い。
        花茎は高さ20-50cmで腺毛があり、白い左右相称の花を円錐状に多数つける。
        花弁は5個。上の3個は小さく、濃紅色の斑点とその下に黄色の斑点がある。
        下の2個の花弁は長く、長さ1-2cm。
        雄しべは10個、葯は紅色。
        雌しべは2個、子房の回りを黃色の花盤が半円形に囲んでいる。

【②大きな群落が数ヵ所ありました】
16.6.9 撮影
                                 
【②を拡大しました】
16.6.9 撮影

【③葉の表面を】
16.6.9 撮影

【③を拡大しました】
16.6.9 撮影

【④葉の裏面を - 「裏面は暗紫色を帯び、赤褐色の毛が多い」ではなく】
16.6.9 撮影

【④を拡大しました】
16.6.9 撮影

【⑤花茎は】
16.6.9 撮影

【⑥白い左右相称の花を円錐状に多数つける
16.6.9 撮影

【⑥を拡大しました - 花弁は5個。上の3個は小さく、濃紅色の斑点とその下に黄色の斑点がある
16.6.9 撮影

「下の2個の花弁は長く、長さ1-2cm」


* * * * * おまけ* * * * *

【⑦近くに咲いていたユキノシタを】
16.6.9 撮影


  ユキノシタの茎や葉に赤色がなく、葉の毛が短いので、ここのユキノシタを変種と考え、
  花番号『1447』をつけました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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