ヨウシュヤマゴボウ〈洋種山牛蒡/別名アメリカヤマゴボウ〉 花期は6〜8月。 北アメリカ原産の高さ1〜2mになる多年草。明治初期に渡来し、空き地や道ばたなどに普通に見られる。茎は太くて赤みを帯び、葉は長楕円形。花はわずかに紅色を帯びた白色で、長い穂になって多数つく。花は直径5〜6o。
今日も林に向かっていたら、歩き始めて間もなく、黒く熟した果序と若い果序、それに花まで残っているヨウシュヤマゴボウが目に入りました。
【上の画像を拡大しました】
05.11.22 撮影
【若い果実―上と同じ株についていました】
05.11.22 撮影
【こんな時もありました】
05.6.20 撮影
今日の花は、萼片に茶色がかったところがあったので、“一番きれいだった時”を。
【こんな時もありました―花を拡大】
05.6.20 撮影
「花は萼片5、雄しべ10(〜12)、雌しべ1よりなり、子房は扁球形、
若いうちは緑色で、心皮の数がよく見えるが、熟すと黒色になり、
外からでは数が分からなくなる」
(ヤマゴボウ属の花には花弁がなく、花弁状の萼片が普通5個ある)
ヨウシュヤマゴボウも花期が長く、何度も撮ったのに、出番がなかった花の一つです。
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