ヨツバハコベ〈四葉繁縷〉(ナデシコ科 ヨツバハコベ属) 花期は5〜8月。
港湾の砂地や鉄道線路沿いに生える1年草。ヨーロッパ原産。
高さ5-15cm。
根際から出る枝は地表を這い、匍匐茎から二叉状に分枝を繰り返して直立する。
葉は4輪生または対生し、長さ3-10cmの倒卵形、無毛、
微歯のある透明な縁どりがあり、基部は柄状に細まる。
花序は2出集散状、多数の小さな花をつける。
苞葉は膜質、先は尾状に伸びる。
萼は5全裂し、長さ1.5-2.5mmの卵形、鋭尖頭。
花弁は5個、先は凹入し、萼片より短い。雄しべは3-5個。
【@を拡大しました − 根際から出る枝は地表を這い、匍匐茎から二叉状に分枝を繰り返す】
13.6.14 撮影
【A花序は2出集散状、多数の小さな花をつける】
13.6.14 撮影
【B葉は4輪生または対生し、長さ3-10cmの倒卵形、無毛】
13.6.14 撮影
【C萼は5全裂し、長さ1.5-2.5mmの卵形、鋭尖頭】
13.6.14 撮影
【D花弁は5個、先は凹入し、萼片より短い】
13.6.14 撮影
花弁が写っていたのは唯一この花序。 でも、こんな姿。
別に探したわけではなく、たまたま駐車した所に見慣れない、地味な草のかたまりが。
帰化植物図鑑で地味なかたまりの画像を探したら、あっさりと見つかりました。
名前だけ聞いたら、どんなかわいい花かと思ったでしょう?
全体の姿も花も、お世辞にも「かわいい」とは言えませんが、良い和名をもらったものですね。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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