2017年 10月10日  ヨモギ


ヨモギは図鑑には「高さ50〜120cm」とあるため、分からなかったヨモギ属を徹底的に調べた結果、
秋吉台で生育しているヨモギ属の整理ができたので、先ず、ヨモギを書くことにします。


【@草地で見られるヨモギ − この高さは70cmほど】
17.9.22 撮影

             ヨモギArtemisia indica〈蓬〉(キク科 ヨモギ属) 花期は8〜10月。
           山野に普通に生える高さ50-120cmの多年草。
           春の若葉を草餅の材料とするので、モチグサとも呼ばれて親しまれている。
           お灸に使うもぐさは葉の裏面に密生した綿毛を集めたもの。
           根生葉や下部の葉は花のころは枯れる。
           茎葉は長さ6-12cm、幅4-8cmで羽状に深裂し、
           裂片は2〜4対、ふちには鋸歯がある。
           表面は緑色で、裏面は綿毛が密生して灰白色。
           茎の先に大きな円錐花序を出し、小さな頭花を下向きに多数つける。
           頭花は直径約1.5mm、長さ約3mmの長楕円状鐘形。
           中心部に両性花、周りに雌花があり、どちらも結実する。
           総苞片は4列に並び、ふちは乾膜質。外片は短い。

【@を拡大しました − 茎葉は羽状に深裂し、裂片は2〜4対、ふちには鋸歯がある
17.9.22 撮影

【A表面は緑色で、裏面は綿毛が密生して灰白色
17.10. 5 撮影 

【B河原で高さ3mのヨモギが群生していました】
17.9.15 撮影

【Bを拡大しました − 茎の先に大きな円錐花序を出し、小さな頭花を下向きに多数つける
17.9.15 撮影

【C − Bの茎の下部 − 根生葉や下部の葉は花のころは枯れる
17.9.22 撮影

【D − Bが倒れていたので友人に起こしてもらいました】
17.9.24 撮影

【Dを拡大しました − 小さな頭花を下向きに多数つける
17.9.24 撮影

【E − Dの花序】
17.9.24 撮影

【Eを拡大しました − 頭花は直径約1.5mm、長さ約3mmの長楕円状鐘形
17.9. 24 撮影

【F − Eに近づいて − 総苞片は4列に並び、ふちは乾膜質。外片は短い
17.9. 24 撮影
「中心部に両性花、周りに雌花があり、どちらも結実する」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP