ヨモギ〈蓬〉(キク科 ヨモギ属) 花期は8〜10月。
山野に普通に生える高さ50〜120cmの多年草。
春の若葉を草餅の材料とするので、モチグサとも呼ばれて親しまれている。
お灸に使うもぐさは葉の裏面に密生した綿毛を集めたもの。
根生葉や下部の葉は花のころは枯れる。
茎葉は長さ6〜12cm、幅4〜8cmで羽状に深裂し、裂片は2〜4対、ふちには鋸歯がある。
表面は緑色、裏面は綿毛が密生して灰白色。
茎の先に大きな円錐花序を出し、小さな頭花を下向きに多数つける。
頭花は直径約1.5mm、長さ約3mmの長楕円状鐘形。
09.10.20 撮影
「茎葉は羽状に深裂し、裂片は2〜4対、ふちには鋸歯がある」
【円錐花序の上方】
09.10.23 撮影
「小さな頭花を下向きに多数つける」
【頭花が混み合った花序】
09.10.23 撮影
「頭花は小さく直径約1.5mm、長さ約3mmの長楕円状鐘形」
【上の画像を拡大しました】
09.10.23 撮影
「頭花は筒状花だけでできている。
中心部に両性花、周りに雌花があり、どちらも結実する」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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