6月19日  ヤナギモ(ヒルムシロ科)

 05.6.3 撮影
   
 ヤナギモ〈柳藻〉 花期は6〜8月。
 
流水中に生える沈水性の多年草。全体やや褐色を帯びた緑色で、葉は長さ5〜12p、幅2〜3.5o、鋸歯はなく、葉先は細く、長くとがる。長さ3〜6pの花茎の先に、長さ0.5〜1.5pほどの小さな花穂がついて水面上に出る。


 このため池で最初にヤナギモの花を見たのが7月だったので、毎年7月に入ってからここに来ていたのを、今年6月3日に様子を見に来たら、もう花穂が出ていました。
 
                    【上の画像を拡大しました】                    
                        
 6月11日、その後の様子を見に来たら、前夜の雨が流れ込んでいるらしく、濁った水がザーザーと音を立てて流れていて、ヤナギモは水中に沈んで、全く姿が見えませんでした。
 
                        【今日は・・・】                      
05.6.19 撮影

水の色が茶色に変わってはいるものの透明度が出て、ヤナギモも姿を現していました。

【上の画像を拡大しました】

「花は雄しべと雌しべだけからなり、4個の大きな葯隔があって、花被のように見える」

 撮れる位置は1方向だけで、池の柵にカメラを構えるのですが、3mくらい離れています。
もっと近くで見たいですね。