6月26日 ヤナギモ


【晴れた日に、一斉に花序が水面上に顔を出します】
   10.6.24 撮影
池のふちから覗き込んで、100mmマクロレンズで撮った全体像です。
   
      ヤナギモ〈柳藻〉(ヒルムシロ科 ヒルムシロ属) 花期は6〜7月。
     葉の形からつけられたもの。
     池や流水中に生える沈水性の多年草。全体やや褐色を帯びた緑色。
     茎は糸状でよく分枝し、沈水葉しかつかない。
     沈水葉は長さ5〜10cm、幅2〜3.5mmの線形で、鋸歯はなく、先は鋭くとがる。
     水面上に長さ0.5〜1.5cmの穂状花序を出し、小さな両性花を多数つける。

   
                 【上の画像を拡大しました】        
 10.6.24 撮影
茎は糸状でよく分枝し、沈水葉しかつかない

上の画像を拡大しました  
10.6.24 撮影
水面上に長さ0.5〜1.5cmの穂状花序を出し、小さな両性花を多数つける


 ヤナギモの花序が一斉に顔を出したこの姿を前回撮ったのは2005年で、今回がまだ2回目です。
 
晴れた日に足繁く通い、やっと一昨日、水面上に花序を多数出しているところに出会いましたが、雨が降り続いているきょうは、花序が水中に沈んでいました。
 このまま池が雨で増水したままになると、今年の花は終わってしまいます。


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。