6月27日 アワボスゲ 


【「秋吉台上草原に稀」のアワボスゲです】
   08.5.20 撮影
地獄台下・ドリーネ耕作近く・展望台下の3ヶ所で確認しています。
   
    アワボスゲ〈粟穂菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は5〜6月。
   果胞が粟粒に似ているため。
   山地から平地の湿り気のあるところに生える多年草。
   ヤワラスゲに似ているが、高さ30〜70cmとやや高く、ときに果時には倒れる。
   果胞は広卵形で長さ約3mmと小型で、上端は急に短いくちばしとなる。柱頭は3個。

   
                 【花時の果胞】        
 10.5.7 撮影
柱頭は3個

果時の果胞  
10.6.23 撮影
果胞は広卵形で、上端は急に短いくちばしとなる


 予報では曇りの時もある時間帯に歩いたのに、雨は降り続くし時々雷鳴が響くので、カメラは持たず、台下の駐車場付近で開花確認だけをしました。
 日記は、書いていなかった花の中からアワボスゲを書きました。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。