ヤナギイボタ〈柳水蝋/別名ハナイボタ〉(モクセイ科 イボタノキ属) 花期は6月。 西日本にまれに生え、高さ5〜8mになる落葉小高木。 樹皮は灰色。
葉は対生。葉身はやや薄く、長さ6〜13cmの狭倒卵形、両端長くとがり、側脈が目立つ。
円錐花序を頂生し、白い小さな花を多数つける。 花冠は白色、長さ約5mm、裂片は筒部と同長かやや短く、開出して反曲する。
花糸は花冠裂片より長く、花柱は長さ約4mmで、花筒から突き出る。 果実は長さ8〜10mmの楕円形で黒紫色に熟す。
【分布】暖帯:本州(近畿地方以西)・九州。
【A今年ついた花序は、5個】
10.6.28 撮影
「円錐花序を頂生し、白い小さな花を多数つける」
【Aを拡大しました】
10.6.28 撮影
【Aを拡大しました】
10.6.28 撮影
「花糸は花冠裂片より長く、
花柱は長さ約4mmで、花筒から突き出る」
【上の花序を反対側から撮りました】
10.6.28 撮影
【葉は対生】
10.6.28 撮影
「葉身はやや薄く、狭倒卵形、両端長くとがり、側脈が目立つ」
* * * * * * * おまけ * * * * * * *
【帰り水の“一時湖”】
10.6.28 撮影
雨が一旦上がり、水位は4〜5m下がったのが草の色から分かりますが、
雨がまた激しく降り始めたため、水かさは増えたのではないでしょうか。
ヤナギイボタは昨年7月の豪雨で根元がむき出し状態ですが、今回の雨では2mほど浸かり、職員さんが総出で片づけをされ、私が到着した時は、最後に軽トラ2台分の木ぎれを運び出すところでした。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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