ヤマツツジ Rhododendron kaempferi〈山躑躅〉(ツツジ科 ツツジ属) 花期は4〜7月。
丘陵〜山地の林内、林縁、草原などに生える高さ1-5mの半常緑低木。 葉は互生。 春に出て秋に落葉する春葉と、夏から秋に出る夏葉があり、 夏葉の多くは越冬する。
春葉は大きさや形に変化が多く、
葉身は長さ2-5cmの楕円形または卵状楕円形。先はとがり、基部は鋭形、
両面に褐色の伏毛があり、特に裏面の脈上には扁平な毛が密生する。
枝先に花を2〜3個つける。
花冠は朱色で上側内面に濃色の斑点があり、漏斗型で直径3-4cm、
5中裂し、裂片は卵円形、 花筒の内面に短毛が散生する。
雄しべは5個。花糸の下半部に粒状の毛がある。 花柱は無毛、子房には白い長毛が密生する。
山口県と広島県に分布するヒメヤマツツジは、葉や花が小形で、花筒が長い。
【@を拡大しました】
17.5.11 撮影
【A枝先に花を2〜3個つけ、花冠は朱色】
17.5.11 撮影
【B詳細が撮れている画像を探しましたが…】
13.6.5 撮影
【Bを拡大しました − 雄しべは5個。花糸の下半部に粒状の毛がある】
13.6.5 撮影
【Bを拡大しました − 春葉の葉身は楕円形または卵状楕円形。先はとがり両面に褐色の伏毛】
13.6.5 撮影
毎日歩き回っているのに、開花確認に追われ、日記に使える画像がありません。
日記を書くたびに反省し、宿題が見つかり、ため息が出ます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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