ヤマトキソウ〈山朱鷺草〉(ラン科 トキソウ属) 花期は5〜6月。
山地、丘陵の日当たりのよい草地に生える高さ10〜20cmの多年草。
根茎は横にはい、地上茎を出す。茎の中央より少し上に1葉をつける。
葉はやや厚く肉質、長さ3〜7cmの長楕円形、基部は狭まり茎に沿って流れる。
茎頂に上を向いた1花をつけるが、ほとんど開かず淡紅色。
背萼片・側萼片は線状被針形、長さ12mm。側花弁は萼片と同長で幅が広い。
唇弁は長楕円形、萼片や側花弁より少し短く、3裂し、側裂片は小型、
中裂片の表面に肉質突起が密生する。
【山口県絶滅危惧TA類】
11.6.5 撮影
【上の花を別の角度から】
11.6.5 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.6.5 撮影
【ヤマトキソウ、うまく撮れません】
11.6.7 撮影
きょう10時から午後2時半まで歩いた範囲での4人の希少種の合計は、
ムラサキ−10、フナバラソウ−1、ヤマトキソウ−69、シラン−150。
調査日は、私の班の4人のうち唯一現役会社員で男性のAさんの休日、木曜日に設定しています。
きょうは気温が高かったのですが、風が爽やかに感じられ、私は快適に歩きました。
終了後にAさん曰く、
「岩だらけの斜面の草の中を中沢さんがスイスイ歩いているのを見たら、石をぶっつけたくなった」と。
何でしょう?これ。登山の達人の言う言葉?
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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