5月12日  ヤマシャクヤク・タカネエビネ

  ヤマシャクヤク    05.5.12 撮影
   
 ヤマシャクヤク〈山芍薬〉(ボタン科) 花期は4〜5月。
 山地に生える高さ30〜60pの多年草。葉は3〜4個互生し、2回3出複葉。小葉は倒卵形。茎頂に白色の直径4〜5pの花を半開する。花弁は5〜7個。
 
 

 今年のヤマシャクヤクの開花確認は、遠くの斜面でシャガと一緒に咲いているのを見たのですが、写真展が始まった雨上がりの日、いつもの場所に行ってみたら、もうほとんど終わりでつぼみが数個だけでした。
 つぼみは翌日も開かず、今年は写真をあきらめようかと思いながら行ってみたら、先ほどまで降っていた雨に濡れて、咲いていました。
 花の期間が短いヤマシャクヤク、残るつぼみはあと1つ。
  
                    【上の画像を拡大しました】                    
                        
                      タカネエビネ(ラン科)                        
05.5.12 撮影
 
 タカネエビネ〈高嶺海老根〉 花期は5月。
 「エビネとキエビネの交配種で、花色、花型の変化の多い種でもあり、エビネと同様、収集家により乱獲され、現在では希な植物の一つです」(松井茂生さん「秋吉台の植物」より)


 手持ちの図鑑に記載がないタカネエビネ。 
 葉はキエビネ同様に大きく、花の大きさ、色は様々で、私が見てきたタカネエビネは2株。
 画像のタカネエビネは、数年前に友人に教えてもらって以来、株の大きさは変わりませんが、昨年は咲かず、2年ぶりに再会できました。

                    【上の画像を拡大しました】 
                 
       昼間でも薄暗いのに夕方だったので、カメラの感度を上げて撮りました。

5月12日(木) 
 開花確認に追われながらも、新しい花が見つかり、図鑑で調べるのに時間を取られる日々が続いています。
 感動がいっぱいの毎日なのに、日記に出せる画像がないのです。