ヤマラッキョウ〈山辣韮〉(ユリ科) 花期は10〜11月。 山地の草原に生える多年草。花茎は高さ30〜60pで、基部に3〜4個の葉をつける。葉は円柱状で断面は鈍三角形、冬に枯れる。茎頂に紅紫色の小さな花が多数散形状につく。花序の直径は3〜4p。
ヤマラッキョウの開花は10月27日で、毎年見ている遊歩道わきの株でした。
この画像は別の林の遊歩道わきで咲いていて、27日はつぼみだったものです。
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【上の画像を拡大しました】
05.10.31 撮影
「茎頂に数十花をつけ、花柄は長さ1〜1.5p
花被片は濃紅紫色で先は丸く、雄しべは花被片より長い」
【ラッキョウ】
05.10.28 撮影
ラッキョウ〈辣韮〉(ユリ科) 花期は10〜11月。
中国原産。東アジアに広く栽培される多年草。葉は束生し長さ20〜30p、軟らかく冬になっても枯れない。葉束から高さ40pくらいの花茎を1本出し、半球形で紫色の花を散形につける。花柄は長さ2.5〜3p。
3年前、林から草原に抜けた所で見つけたラッキョウは、翌年から見られなくなりました。
画像の株は、林縁の1株。植えてあったのを捨てたか、自生なのかは見極められませんが、場所と生え方から、久しぶりに「見つけた花」にしました。
【上と同じ株です】
05.10.31 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.10.31 撮影
「ヤマラッキョウと花はそっくりだが、花柄が長く、冬も葉があり、
鱗茎は大きく、皮が白くて薄い」
3年前、友人夫妻がヤマラッキョウと教えてくれたのはラッキョウで、一度はがっかりしましたが、間もなく、執念でヤマラッキョウを見つけてくれたものでした。
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