ヤマネコノメソウ〈山猫の目草〉(ユキノシタ科 ネコノメソウ属) 花期は2〜4月。
湿った林内に生える高さ10〜20cmの多年草。走出枝は出さない。
根生葉は花時まで残り、葉身は円腎形で、長さ5〜20mm、
ふちには7〜11個の浅くて先端が平らな鋸歯がある。
茎葉は長柄があり、腎円形〜卵円形、ふちに浅い平らな鋸歯がある。
花序は普通6〜10花を密につけ、直径2〜3cm。
花は花弁がなく、直径4〜5mm。花盤は緑黄色。雄しべは4〜8個。
【上の画像を拡大しました ― ヤマネコノメソウが開花しました】
09.2.5 撮影
毎年ヤマネコノメソウの開花確認をしてきた、洞穴前の遊歩道そばで、
「昨年が2月4日だったので咲いているはず」と、じっくり見て回ったら、
緑色の中に、直径0.5mmほどの黄色い点が目に入りました。
【A 上は別の株 】
09.2.5 撮影
【Aを拡大しました ― 左の花序】
09.2.5 撮影
【Aを拡大しました ― 右の花序】
09.2.5 撮影
【1ヶ月後には ― 昨年の画像です】
08.3.15 撮影
今は地面に張り付くように咲いていますが、草丈が20cmほどに伸びます。
【上の画像を拡大しました】
09.3.15 撮影
今日見つかったのは3株ですが、探さなくてもいくらでも目に入ってくる日ももうすぐです。
※ 花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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