2017年 2月25日  ヤマネコノメソウ開花



【@例年より約10日遅れの今日、開花確認しました − 午後5時、薄暗い湿地で】
17.2.25 撮影

           ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum〈山猫の目草〉
                              (ユキノシタ科 ネコノメソウ属) 花期は2〜4月。
          湿った林内に生える高さ10-20cmの多年草。
          全体に長毛を散生する。走出枝は出さない。
          根生葉は花時まで残り、葉身は円腎形で、長さ5-20mm、
          ふちには7〜11個の浅くて先端が平らな鋸歯がある。
          茎葉は茎の途中で2〜3枚が互生、
          長柄があり、腎円形〜卵円形、ふちに浅い平らな鋸歯がある。

          花茎は高さ10〜20cm、まばらな軟毛があり、
          花がすむと基部に長さ2-3mmの紫色を帯びた珠芽ができる。
          花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。
          花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色。
          雄しべは4〜8個。花糸はごく短く、2個の花柱が反り返っている。


【@を拡大しました】
17.2.25 撮影
                                 
【A今日開花していた2個体目】
17.2.25 撮影

【Aを拡大しました】
17.2.25 撮影

【B今日開花していた3個体目】
17.2.25 撮影

【Bを拡大しました】
17.2.25 撮影

【C写真展で2L版で展示の画像 − 花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。
15.3.22 撮影

【Cを拡大しました − 花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色
15.3.22 撮影

 昨年、ヤマネコノメソウは1月6日に開花確認したため、今年が随分遅れていると感じていましたが、
 2015年 − 2月15日、2014年 − 2月13日、2013年 − 2月13日 の開花確認でしたから、
 例年より10日遅いということ。←やっぱり、少々遅れていますね。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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