ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum〈山猫の目草〉 (ユキノシタ科 ネコノメソウ属) 花期は2〜4月。 湿った林内に生える高さ10-20cmの多年草。 全体に長毛を散生する。走出枝は出さない。 根生葉は花時まで残り、葉身は円腎形で、長さ5-20mm、 ふちには7〜11個の浅くて先端が平らな鋸歯がある。 茎葉は茎の途中で2〜3枚が互生、 長柄があり、腎円形〜卵円形、ふちに浅い平らな鋸歯がある。 花茎は高さ10〜20cm、まばらな軟毛があり、 花がすむと基部に長さ2-3mmの紫色を帯びた珠芽ができる。
花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。
花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色。
雄しべは4〜8個。花糸はごく短く、2個の花柱が反り返っている。
【@を拡大しました】
17.2.25 撮影
【A今日開花していた2個体目】
17.2.25 撮影
【Aを拡大しました】
17.2.25 撮影
【B今日開花していた3個体目】
17.2.25 撮影
【Bを拡大しました】
17.2.25 撮影
【C写真展で2L版で展示の画像 − 花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。】
15.3.22 撮影
【Cを拡大しました − 花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色】
15.3.22 撮影
昨年、ヤマネコノメソウは1月6日に開花確認したため、今年が随分遅れていると感じていましたが、
2015年 − 2月15日、2014年 − 2月13日、2013年 − 2月13日 の開花確認でしたから、
例年より10日遅いということ。←やっぱり、少々遅れていますね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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