ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum〈山猫の目草〉
(ユキノシタ科 ネコノメソウ属) 花期は2〜4月。
湿った林内に生える高さ10-20cmの多年草。
全体に長毛を散生する。走出枝は出さない。
根生葉は花時まで残り、葉身は円腎形で、長さ5-20mm、
ふちには7〜11個の浅くて先端が平らな鋸歯がある。
茎葉は茎の途中で2〜3枚が互生、
長柄があり、腎円形〜卵円形、ふちに浅い平らな鋸歯がある。
花茎は高さ10〜20cm、まばらな軟毛があり、
花がすむと基部に長さ2-3mmの紫色を帯びた珠芽ができる。
花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。
花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色。
雄しべは4〜8個。花糸はごく短く、2個の花柱が反り返っている。
【@を拡大しました − 花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm】
14.3.7 撮影
【A花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色】
14.3.7 撮影
【Aを拡大しました − 雄しべは4〜8個。花糸はごく短く、2個の花柱が反り返っている】
14.3.7 撮影
ネコノメソウ属はあんなにあるのに…。どこかに他の種が…。
諦めてしまうのは、まだ早い。
* * * * * おまけ * * * * *
【B今朝7時、我が家はうっすらと雪が積もっていました − 赤い花はパンジー】
14.3.7 撮影
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太陽光発電には、雪が大敵ということがよく分かりました。
昨日は7時に発電を開始していましたが、同じくらい明るいのに今朝は30分遅れの上、なかなか発電量が増えません。一気に強まったのが9時過ぎ。その時雪が滑り落ちたのでしょう。こんなに薄い積雪でも大きな影響を受けるので、北日本では、太陽光発電は不向きということを実際に経験してみて納得できました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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