ヤマナシ Pyrus pyrifolia〈山梨〉(バラ科 ナシ属) 花期は3~4月。 落葉高木。 果樹として栽培されているナシは、このヤマナシから改良されたものである。 若枝はは褐紫色で、楕円形や円形の皮目がある。
樹皮は灰紫黒色、小枝はときに刺に変わる。
葉は互生し、長さ6-18cmの卵円形~卵状長楕円形で、
ふちに細い針状の鋸歯がある。
4月、枝先に直径3.5-4cmの白色の花を5~10個散房状に開く。 花弁は5個。雄しべは約20個で、葯は紫色を帯びる。 花柱は5個。萼片は5個で、花のあと落ちる。 果実は直径3-9cmで、果序に1~2個つく。 9~10月に黄褐色に熟し、表面に皮目が多い。 果肉はかたくてまずい。 分布:本、四、九、朝鮮南部、中国中南部
- 「日本の樹木」 -
【①を拡大しました - ヤマザクラ・ソメイヨシノ・モモが3月17日に開花しましたから…】
21.3.22 撮影
【②株元は茂みの中で見えない状態】
21.3.22 撮影
【②を拡大しました - 樹皮は灰紫黒色 ですが、年齢を感じます】
21.3.22 撮影
【③枝先に直径3.5-4cmの白色の花を5~10個散房状に開く】
21.3.22 撮影
【③を拡大しました】
21.3.22 撮影
【④上の段に上がって、花を裏側から撮りました】
21.3.22 撮影
【④を拡大しました -枝先に直径3.5-4cmの白色の花を5~10個散房状に開く 】
21.3.22 撮影
「葉は互生し、長さ6-18cmの卵円形~卵状長楕円形で、ふちに細い針状の鋸歯がある」
昨年、初めて、花を付けたこの個体を見つけましたが、
高いので、花に近寄れないのが残念です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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