2021年 3月24日  ツボスミレ



【@少し湿り気がある草地のあちこちで、いま花盛り】
21.3.22 撮影

          
           ツボスミレ Viola subglabra 〈坪菫/別名ニョイスミレ〉
                                (スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。
          坪は庭の意味。
          別名の如意菫の如意は、孫の手に似た仏具のことで、
          葉の形が似ていることによる。

          平地や丘陵、山地のやや湿った草地や林内に普通に見られる。
          高さは5-25cm。
          茎はやわらかく倒れやすい。
          葉は幅23.54cmの偏心形で、裏面は紫色を帯びる。
          托葉は披針形で、ほぼ全縁。
          花は白色でやや小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ
          花弁は長さ0.8-1cm。
          上弁と側弁には少し突起毛がある。
          距は長さ2-3mmと短く、球形に近い。
          
花期:4〜6月 分布:北、本、四、九(屋久島まで)
           − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました − 別名の如意菫の如意は、仏具のことで、葉の形が似ていることによる
21.3.22 撮影
                                 
【@を拡大しました − 花は白色でやや小さく、唇弁の紫色のすじが目立つ
21.3.22 撮影

【A葉は幅23.54cmの偏心形で、裏面は紫色を帯びる
21.3.24 撮影

【Aを拡大しました − 距は長さ2-3mmと短く、球形に近い
21.3.24 撮影

 
※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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