ヤマモモ〈山桃〉 花期は3〜4月。
暖地の常緑樹林内に生える高さ5〜10mになる常緑高木。雌雄別株。庭木や街路樹としてよく植えられている。葉は密に互生し、長さ6〜12pの披針形で、光沢のある濃緑色。葉腋に円柱形の花序を出す。雄花序は黄赤色で長さ2〜3p、雌花序は長さ1pで、赤い雌しべが目立つ。果実は直径1.5〜2pの球形で、6月に紅色〜暗赤色に熟し、食べられる。
見つけていたヤマモモの果実が熟しました。
子ども時代の直島で過ごしていたころ見た懐かしい風景。この姿を見たのは何十年ぶりでしょうか。 小学校からの帰り道でたくさん食べていたはずなのに、味は覚えていなかったのです。
05.7.5 撮影
「食べる部分は外果皮が液質に肥大したもので、表面には密に粒状の突起がある。
生食のほか、ジャムや果実酒などに利用する」
一番おいしそうな実を1つ・・・「ん?こんな味だった?」
松やにのにおいが強くて、もう一つ食べようとは思いませんでした。
【こんな時もありました】
05.2.27 撮影
ずっと見てきたのは雄株で、真冬にここで新しくヤマモモの木を見つけましたが・・・。
【葯が裂開する前の雄花序】
05.4.8 撮影
春が来て、冬に見つけていた木を見るのを忘れてしまい、相変わらず雄花ばかりを撮りました。
【雄花序】
05.4.20 撮影
6月初め、黄緑色の実をたわわにつけたヤマモモの木を見つけ、
そこで、やっと雌株の存在を知って、様子を見に訪れ始めました。
【おまけ―眠れぬ昼】
05.7.5 撮影
雨の日が続き、今日で5日間、眠れぬ夜ならぬ昼が続いているスズサイコ。
そう思って見ると、なんだか疲れた顔に見えました。
(スズサイコの花は日暮れと共に開き初め、日が当たると閉じますが、曇りでも閉じる日も。)
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