4月13日 ヤマコウバシ

きょう、予報より早く降り出した雨の中、傘差しで林縁を歩いていたら、
つい最近までついていた枯れ葉が消え、葉がのぞきかかっていました。


【@ノイバラにからまれて】
12.4. 撮影

      ヤマコウバシ〈山香し/別名モチギ・ヤマコショウ〉(クスノキ科 クロモジ属) 
                                             花期は4〜5月。
     枝を折るとよい香りがすることからつけられた名前。
     山地に生える高さ3〜5mの落葉低木。雌雄異株。
     葉は互生し、長さ5〜10cmの長楕円形〜楕円形。
     ふちは全縁で波打つ。
     展開し始めた葉の間から絹毛が密生した短い花柄を数個のばし、
     淡黄色の小さな花をつける。
     果実は液果。直径7oほどの球形で、10〜11月に黒く熟す。


             【A葉が展開し始めたヤマコウバシ − え?花?】
                         12.4. 撮影
    【Aを拡大しました −展開し始めた葉の間から絹毛が密生した短い花柄を数個のばし
                         12.4.13 撮影
               【Aを拡大しました −淡黄色の小さな花をつける
                         12.4.13 撮影                        
               雌雄異株ですが、日本には雌株しかないそうです。
            
「果実ができるのに雄株が知られていないミステリアスな植物」

                 
* * * * * こんな時もありました * * * * *

            【B昨年は果実のついた株を見つけることができませんでした】
                         12.2.27 撮影
                   
「枯れた葉が枝に残り、翌春に散る」

                         【Bを拡大しました − 】
                         12.2.27 撮影
                  【Bを拡大しました − ふちは全縁で波打つ
                         12.2.27 撮影
                    
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。