ヤマジノホトトギス〈山路の杜鵑〉(ユリ科) 花期は6〜8月。 花に散らばっている紫色の斑点をホトトギスの胸の模様に例えてホトトギスの名がある。山野の林の中に生える高さ30〜60pの多年草。葉は柄がなく、基部で茎を抱く。花は茎の先や葉腋に1〜2個ずつつき、直径3pほど。花被片には紅紫色の斑点がある。
梅雨の真っ最中に開花するので、いつも雨に濡れた姿を撮っていたのに、今回はカラカラに乾いたヤマジノホトトギスです。
05.6.25 撮影
ドクダミ(ドクダミ科)
05.6.24 撮影
ドクダミ 花期は6〜7月。 毒や痛みに効くということから「毒痛み」が転じたものといわれる。民間薬としてよく利用され、10種の薬効があるという意味から十薬とも呼ばれる。半日陰地に群生することが多い高さ15〜30pの多年草。全体に特有の臭気がある。葉は互生し、心形で、先は短くとがる。茎の上部に長さ1〜3pの花穂を出し、小さな花を多数つける。
草原から林に足を踏み入れると、ドクダミが群生して咲いているのがごく普通に見られます。
長い間、次々と咲くので「いつでも撮れる」と、画像がなかった年がありました。
【上の画像を拡大しました】
「白い花弁のように見えるのは総苞片で4個ある。
その上に花弁も萼もない小さな花が黄色い穂になってつく」
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