2019年 9月11日  ヤマジノホトトギス



【@あちこちで大きな個体が普通ですが、今日、目に入ったのは、小さなこれしか】
19.9.11 撮影

           ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis 〈山路の杜鵑草〉
                               (ユリ科 ホトトギス属) 花期は7〜9月。
           山野に生える多年草。
          茎は高さ30-60cm、斜め下向きの毛がある。
          葉は卵状長楕円形または狭長楕円形で
          まばらに毛があり、先は急にとがり、長さ8-18cm。
          花は8〜10月、茎頂と葉腋に1〜2個つく。
          花柄は毛が多く、花は長さ約2cm、
          花被片は白色で紫色の斑点が少なく、
          下部に紫色の大きな斑点がある。
          上部は平開するが反り返らない。
          花糸と花柱とに紫色の斑点はない。
          北海道南西部〜九州に分布する。
          − 改訂新版「日本の野生植物1」 −

【@を拡大しました − 花糸と花柱とに紫色の斑点はない(?) − 秋吉台ではこれが普通
19.9.11 撮影
                                 
【A今日、@のすぐ近くで目に入ったのが、紫色の斑点がごく少ない個体】
19.9.11 撮影

【Aを拡大しました】
19.9.11 撮影

【B蕾を】
19.9.11 撮影

【Bを拡大しました】
19.911 撮影

【C − @の下方に見える個体を
19.8.11 撮影

【D −Cの右下の花 − 花糸と花柱とに紫色の斑点はない
19.9.11 撮影

 最初は単に、「紫色の斑点が少ない」だけだったのですが、図鑑通りではなかったのです。
 通り一遍に見ていた多くのほかの植物も、開花が少ないこれからの時期は、
 もっと丁寧に見て歩くことにしましょう。
 

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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