ヤマジノホトトギス〈山路の杜鵑草〉(ユリ科 ホトトギス属) 花期は7〜9月。
花に散らばっている紫色の斑点をホトトギスの胸の模様に例えての名。
山野に生える多年草。茎は高さ30〜60cm、斜め下向きの毛がある。
葉は卵状長楕円形または狭長楕円形で、長さ8〜18cm、まばらに毛があり、先は急にとがる。
花は茎頂と葉腋に1〜2個つく。
花柄は毛が多く、花は長さ約2cm、花被片は白色で紫色の斑点が少なく、
下部に黄色の斑点がない。
上部は平開するが反り返らない。花糸と花柱とに紫色の斑点はない。
【上の株を反対方向から】
11.6.22 撮影
【花は茎頂と葉腋に1〜2個つく】
11.6.22 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.6.22 撮影
「花糸と花柱とに紫色の斑点はない」
今年、セトウチホトトギスを是非見つけたいと思います。
【セトウチホトトギス】
「ヤマジノホトトギスに似ているが、花被片の下部に黄色の斑点があり、
花糸や花柱に紫斑があり、根にアントラキノン系の黄色色素がある
(ヤマホトトギスにはあるが、ヤマジノホトトギスにはない)ので別種としたもの。
本州(大阪府・和歌山県・兵庫県・岡山県・山口県)・四国(徳島県・愛媛県)に産する」
* * * * * おまけの話* * * * *
【テレビ東京の旅番組「にっぽんの原風景紀行」の収録がありました】
11.6.22 撮影
「旅人」は俳優の利重 剛さん。
きょうは台上は靄っていて、予定を変更して先に秋芳洞内の撮影をしてから、台上での撮影でしたが、少し改善されてはいたものの、梅雨空の秋吉台でした。
【この後、秋吉台に通い続けている女性と出会うようです】
11.6.22 撮影
秋吉台〜秋芳洞のあと、秋芳町江原(よわら)地区での撮影。
昨日、秋吉台科学博物館で庫本隆博さんから、ご自署の
「カルスト台地のウバーレの村、秋芳町江原に伝わる神事『蛇と蛙を祀る神事』」を頂きました。
全然知らなかった集落、一度是非訪ねたいと思っています。
【利重 剛さん】
11.6.22 撮影
終了後にADさんに頼んで私のカメラに収めてもらいました。
山口では、BSジャパン 金曜日20:00〜20:55 で見られます。
放送日が決まったら、お知らせいたします。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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