2016年 1月13日 ヤマイタチシダ |
ヤマイタチシダ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。 葉柄は長さ20-40cm、わら色、基部は暗褐色、鱗片がある。 葉身は卵状長楕円形、鋭尖頭、2回羽状浅裂〜全裂。 羽片は広被針形、上部のものは次第に小さくなる。 羽軸には基部が膨れて袋状になった鱗片があり、 小羽軸の裏面にも袋状の小さな鱗片がある。 小羽片は三角状被針形、基部が広いくさび形で無柄、鈍頭、羽状に浅〜全裂し、 裂片は全縁で、わずかに裏面に巻く。 葉質はやわらかいが厚く、表面は深緑色。 胞子嚢群はやや大型で、包膜は大きく、直径1-1.2mm。 北海道・本州・四国・九州の各地で、 山地の林床や林縁、村落の路傍や石垣などに普通に生じる。 オシダ属の中に○○イタチシダと呼ばれる一群がある。目印は「大型ハの字」 (最下羽片下向き第一小羽片がその両側よりもピンと長い形)である。 イタチシダ類の中で最もありふれた3種類が、 オオイタチシダ・ヤマイタチシダ・ヒメイタチシダ。 【A葉身は卵状長楕円形、鋭尖頭、2回羽状浅裂〜全裂】
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。 |