ヤマハッカ Isodoon inflexus〈山薄荷〉(シソ科 ヤマハッカ属) 花期は6〜11月。 ハッカの名前がついているが、香気はほとんどない。 山野にごくふつうに見られる高さ0.4-1mの多年草。 茎は木質化した地下茎から直立し、稜に下向きの毛がある。
葉は対生し、長さ3-6cm、幅2-4cmの広卵形で、 基部は急に細くなって柄の翼に続く。
ふちには粗い鋸歯がある。
枝先に細長い花穂をだし、青紫色の小さな唇形花をまばらにつける。
花冠は長さ7-9mm。
上唇は4裂して立ち上がる。
下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く。 雄しべ4個と雌しべは下唇の中に包まれている。 花期:9〜10月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました】
19.10.9 撮影
【A枝先に細長い花穂をだし、青紫色の小さな唇形花をまばらにつける】
19.10.9 撮影
【Aを確認しました − 花冠は長さ7-9mm】
19.10.9 撮影
【B今日、地獄台で】
19.10.21 撮影
【Bを拡大しました − 葉は対生し、広卵形。ふちには粗い鋸歯がある】
19.10.21 撮影
【C花冠は長さ7-9mm】
19.10.21 撮影
【Cを拡大しました −上唇は4裂して立ち上がる。下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く 】
19.10.21 撮影
「雄しべ4個と雌しべは下唇の中に包まれている」
草原に咲く花は、強い日差しの下で咲いている姿が好きなので、 強いコントラストの花を撮ってしまい、
今回もそうですが、
日記に使おうとすると、かなり画像の明暗の調整が必要になります。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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