アキノキリンソウ Solidago.virgaurea〈秋の麒麟草/別名アワダチソウ〉
(キク科 アキノキリンソウ属) 花期は9〜12月。 黄色の花をベンケイソウ科のキリンソウに例えたことによる。
日当たりのよい山地にふつうにある多年草。
高さ35-80cm、上部には短毛がある。
根生葉はふつう開花時には枯れるが、長い柄があって、
葉身は卵形から長楕円形、縁に毛が生え、先に微凸のある鋸歯がある。
茎の下部や中部の葉には有翼の葉柄があり、
葉身は卵形、卵状長楕円形または長楕円状披針形で、
長さ7-9cm、幅1.5-5cm、鋭頭または鋭尖頭、基部は円いかくさび形、
ときにやや心形、縁に内曲する鋸歯がある。
上部の葉は無柄で長楕円状披針形、表面に毛を散生し、裏面は無毛。
花は8〜11月。
頭花は径12-14mm、枝の先に散房状または総状につき、
頭花の柄は長さ3-6mmで毛があり、長さ1mmほどの苞がある。
頭花は縁に雌性の舌状花が1列あり、舌状花は長さ6.5-8mm、黄色で稔る。
筒状花は両性で、黄色。
総苞は狭鐘形で長さ5-5.5mm、外片は長さ約1mmほど。
痩果は円柱形で毛を散生するか、無毛。冠毛は長さ3.5mm。
暖帯〜温帯に生育し、北海道〜九州と朝鮮半島に分布し変異が多い。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました − 今年は思わずカメラを向けてしまいます】
19.10.23 撮影
【A根生葉はふつう開花時には枯れる】
19.10.23 撮影
【B北海道〜九州と朝鮮半島に分布し変異が多い】
19.10.23 撮影
【Bを拡大しました】
19.10.23 撮影
【C花は径12-14mm、枝の先に散房状または総状につき】
19.10.23 撮影
【Cを拡大しました −頭花は縁に雌性の舌状花が1列あり、黄色で稔る。筒状花は両性で、黄色】
19.10.23 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【D今日は、26日のエコツアーの下見。 同行のTさんが風景写真の撮影スポットを教えてくれました】
19.10. 23 撮影
【E長者が森駐車場そば、牧草畑跡に咲き乱れたセイタカアワダチソウ】
19.10.23 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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