ヤマハッカ Isodoon inflexus〈山薄荷〉(シソ科 ヤマハッカ属) 花期は6〜11月。
ハッカの名前がついているが、香気はほとんどない。
山野にごくふつうに見られる高さ0.4-1mの多年草。
茎は木質化した地下茎から直立し、稜に下向きの毛がある。
葉は対生し、長さ3-6cm、幅2-4cmの広卵形で、
基部は急に細くなって柄の翼に続く。
ふちには粗い鋸歯がある。
枝先に細長い花穂をだし、青紫色の小さな唇形花をまばらにつける。
花冠は長さ7-9mm。
上唇は4裂して立ち上がる。
下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く。
雄しべ4個と雌しべは下唇の中に包まれている。
花期:9〜10月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました】
18.10.8 撮影
【@を拡大しました − ビッシリと花がついています】
18.10.8 撮影
【A草原で】
18.10.4 撮影
【B】
18.10.4 撮影
【Bを拡大しました − 上唇は4裂して立ち上がる。
下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く】
18.10.4 撮影
「雄しべ4個と雌しべは下唇の中に包まれている」
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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