メハジキ Leonurus japonicus〈目弾き/別名ヤクモソウ〉
(シソ科 メハジキ属) 花期は8〜10月。
短く切った茎を子供がまぶたにはさんで目を開かせて遊んだからという。
また花の時期に全草を採り、乾燥したものを産前産後に
保険薬としたことから益母草ともいう。
野原や道ばた、荒れ地に生える高さ0.5-1.5mの多年草。
全体に白い毛が密生する。
根生葉は卵心形で長い柄があり、花期には枯れる。
茎葉は長さ5-10cmで深く3裂し、裂片はさらに羽状に切れこむ。
上部の葉は小さく、披針形または線形。
上部の葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつける。
花冠は長さ1-1.3cm、外側に白い毛が密生する。
下唇は3裂し、中央裂片はさらに2裂する。
赤いすじが目立つ。
花期:7〜9月 分布:本、四、九、沖
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 茎葉は深く3裂し、裂片はさらに羽状に切れこむ】
18.10.9 撮影
【A上部の葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつける】
18.10.9 撮影
【B花冠は長さ1-1.3cm、外側に白い毛が密生する】
18.10.9 撮影
【Bを拡大しました − 下唇は3裂し、中央裂片はさらに2裂する】
18.10.9 撮影
日当たりの良い乾燥した荒れ地で咲いている姿を見て、元気そうに見えて撮ったのですが、
コントラストが強く、日が当たっているところが白く光り、画像を修正するのに苦労しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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