2015年 5月22日  ヤマガシュウ



【@林縁で 見上げて撮りました− ずっと見てきた駐車場わきの株は枯死しました】
15.5.22 撮影

      ヤマガシュウ Smilax sieboldii〈山何首烏/別名サイカチバラ〉
                    (サルトリイバラ科 サルトリイバラ属) 花期は5〜6月。
    山地に生える落葉つる性木本。雌雄異株。
    茎は細くて稜があり、刺が多い。
    葉は互生し、長さ5-12cmの卵形で、先は急に短くとがり、基部は心形。
    表面は光沢があり、5脈が目立つ。葉柄は翼状で、1対の長い巻きひげがある。
    葉腋に散形花序を出し、黄緑色の小さな花をつける。
    花被片は6個で、雄花にはふつう6個の雄しべがある。
    雌花には雌しべ1個と小さな仮雄しべが6個ある。
    果実は液果。直径約6mmの球形で、10〜11月に藍黒色に熟す。
                

【A葉は互生。表面は光沢があり、5脈が目立つ
15.5.22 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 葉柄は翼状で、1対の長い巻きひげがある
15.5.2222 撮影

【@を拡大しました − 葉腋に散形花序を出し、黄緑色の小さな花をつける − 雌株でした】
15.5.22 撮影

【B雌花には雌しべ1個と小さな仮雄しべが6個ある
15.5.22 撮影

昨年まで見てきた株は寿命だったのでしょうか。
サルトリイバラのように多くはなく、私が見ているヤマガシュウは2株だけで、頭の上にあり、
晴天下では強い逆光。
花の状態が分からないまま撮りましたが、花は終わりに近づいて、果実になりかけていました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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