ヤマガキ〈山柿〉(カキノキ科 カキノキ属) 花期は5〜6月。
山地に自生し、5〜15mになる落葉高木。雌雄同株。
カキの品種を作る台木にする。
樹皮は灰褐色で縦に裂ける。
葉は互生し、長さ7〜15cmの広楕円形〜卵状楕円形で、ふちは全縁。
先端は急にとがり、表面は主脈に毛があり、裏面には褐色の毛が密生する。
葉腋に黄緑色の花をつける。花冠は鐘形で4裂し、裂片は反り返る。
雄花は2〜3個ずつつき、やや細長く長さ約8mm。
雌花は長さ1〜1.5cmで単生し、子房は有毛。
果実は扁球形で小さい。
【@を拡大しました - この株の開花確認はしてきましたが・・・】
12.12.20 撮影
【A樹皮は灰褐色で縦に裂ける - もう大分古木になっています】
12.12.20 撮影
【B果実は扁球形で小さい - 直径3.5cmくらいでした】
12.12.20 撮影
小さくて、見た感じで種がたくさんあるのではないかと思いました。
手が届く所のを試食してみたところ、種は1つだけで、結構果肉の部分が多かったです。
熟していても完全に渋は抜けてなくて、しばらく口の中がしびれた感じでした。
ヤマガキは本『秋吉台で出会った花』に載せていないため写真展用に撮る必要がないので、昨年・
今年と開花確認しても画像は残していない上、同定時の子房の毛も今改めて見直すととても見られたものではありません。反省。
来年は必ず、子房の毛がばっちり写った画像を撮ろうと思っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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