ヤマボウシ Cornus kousa〈山法師〉(ミズキ科 ミズキ属) 花期は5〜6月。
各地の山野に生え、高さ5-10mになる。落葉小高木〜高木。
樹皮は暗朱紅色。
葉は対生し、長さ4-12cmの卵状楕円形で、側脈は4〜5対、
ふちは波打ち、先は鋭くとがる。
6〜7月、小さな花が20〜30個集まった球状の頭状花序をつくる。
白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で長さ3-6cm。
果実は集合果で直径1-1.5cmの球形。
10月頃に赤く熟し、食べられる。
総苞片が淡紅色の品種をベニヤマボウシ f.rosea という。
− 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −
花弁は長さ2.5mmほど。花弁と雄しべは4個、花柱は1個。
− 山渓ポケット図鑑4「樹に咲く花」 −
【A最近はこんな近くで花を見ることができず、14年振りの日記です】
18.5.31 撮影
【B白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で長さ3-6cm】
18.5.31 撮影
【Bを拡大しました − 葉は卵状楕円形で、側脈は4〜5対、ふちは波打ち、先は鋭くとがる】
18.5.31 撮影
【Bを拡大しました − 白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で長さ3-6cm】
18.5.31 撮影
【C小さな花が20〜30個集まった球状の頭状花序をつくる】
18.5.31 撮影
【Cを拡大しました − 花弁は長さ2.5mmほど。花弁と雄しべは4個、花柱は1個】
18.5.31 撮影
私が秋吉台を歩き始めた頃には、小さな株があちこちで見られ、近くで花の様子が観察できたのに、
このたびのように、すぐ目の前でヤマボウシの花を見ることができたのは本当に久しぶり。
花の様子を撮ることができなかったので、日記は2004年に1度書いたきりでした。
この林道は、地元の人が果樹園や畑に行くために通るだけなので、
抜かれたり折られたりすることなく、無事なのでしょう。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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