6月23日 ヤマアジサイ


「秋吉台国定公園の高等植物」に『非石灰岩地に稀』とあり、私も洞穴近くの湿地だけで見てきましたが、
今日、林道わきで咲いているのを見つけました。 この道筋には、タカネハンショウヅル・ムサシアブミ・
アケボノソウ・キエビネ・オオルリソウなどが自生し、探せばまだ何か見つけられるかもしれません。

【@林道わきで新しく見つけた1株です】
12.6.23 撮影

    ヤマアジサイ〈山紫陽花/別名サワアジサイ〉(ユキノシタ科 アジサイ属) 花期は6〜7月。
   山地の谷沿いや湿った斜面に生える高さ1〜2mになる落葉低木。
   葉は対生。葉身は長さ10〜15cmの長楕円形〜卵状楕円形。
   先は長くとがり、基部はくさび形〜円形。
   (ガクアジサイより薄く、表面に光沢がなく、先が長くとがる)
   枝先に直径5〜10cmの集散花序を出し、両性花の周りを装飾花が取り囲む。      
   装飾花は直径1.5〜3cm。
   両性花の花筒は長さ約1.5mm、花弁は5個、雄しべは10個。
   花の色は白色、青紫色、淡紅色など変化が多い。

                        
          【A − @の右上の花序 − 枝先に直径5〜10cmの集散花序を出す
                         12.6.23 撮影
          【B葉を − ガクアジサイより薄く、表面に光沢がなく、先が長くとがる
                         12.6.23 撮影
             【C − Aに近づいて − 両性花の周りを装飾花が取り囲む
                         12.6.23 撮影
                【Cを拡大しました − 装飾花は直径1.5〜3cm
                         12.6.23 撮影
               【Cを拡大しました − 両性花の花筒は長さ約1.5mm
12.6.23 撮影

               【D − 両性花の花弁は5個、雄しべは10個
                         12.6.23 撮影
               【Eずっと見てきた場所で、今年も開花確認した株】
                         12.6.13 撮影


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。