ヤマアイ〈山藍〉(トウダイグサ科) 花期は12〜4月。
山に生える藍の意味で、昔は染料として使われたが、青藍を含まないため葉緑素の緑色に染まる。山地の林内に群生する高さ30〜40pの多年草。雌雄異株。葉は対生し、托葉があり、有柄。葉身は長楕円状披針形で、ふちには鋸歯がある。枝先の葉腋から花柄を出し、小型の花を長い穂状につける。
ヤマアイの雌花を見つけられないまま1年が経ちましたが、雄花を撮ったこの近くで雌株を探してきても見つからなかったわけが分かりました。
ヤマアイは、地下茎が繰り返し分枝して草丈が30〜40pになっていて、根はつながっているのです。
フキが雄株ばかり、雌株ばかりがかたまって生えているのと同じだったことに、今、日記を書きながら気づきました。
05.12.17 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.12.17 撮影
「雄花では萼は3裂し、雄しべは15〜20本。
雌株では花数が少ない」
ほかの場所では開花が少し遅いのですが、雌株があるか、行ってみます。
【おまけ―今日の秋吉台―長者ヶ森駐車場から冠山を】
05.12.17 撮影
長者ヶ森駐車場そばの草地には、昨夜から降った雪が3〜4p積もっていました。
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