2015年 12月7日  ヤクシソウ



【@初冬の今は、ほとんどが痩果も熟した枯れた状態です − 林縁で】
15.12.4 撮影

           ヤクシソウ Crepidiastrum denticulatum〈薬師草〉
                             (キク科 アゼトウナ属) 花期は8〜11月。
         山野の日当たりのよいところに生える高さ30-120cmの2年草。
         根生葉はさじ形で柄があるが、開花時には枯れる。
         茎葉は互生し、長さ5-10cmの長楕円形または倒卵形で、
         ふちには浅い鋸歯があり、基部は後方に大きく張り出して茎を抱く。
         枝先や上部の葉腋に直径1.5cmほどの黄色の頭花を数個ずつつける。
         頭花は上向きに咲き、花後に花柄が曲がって下を向く。
         総苞は黒っぽい緑色で長さ7-9mmの円筒形。
         痩果は黒褐色で長さ2.5-3.5mm。冠毛は純白色。


【A草の花が少ない今は、この姿でも十分美しく感じます】
15.12.4 撮影
                                 
【B茎が枯れていない個体では】
15.12.4 撮影

【Bを拡大しました − 痩果は黒褐色で長さ2.5-3.5mm。冠毛は純白色。
15.12.4 撮影

【C同じ林縁で、花の状態の個体もチラホラとありました】
15.12.4 撮影

【D枝先や上部の葉腋に直径1.5cmほどの黄色の頭花を数個ずつつける。
15.11.4 撮影

【Dを拡大しました − 頭花は上向きに咲き、花後に花柄が曲がって下を向く
15.12.4 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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