2018年 10月29日  ヤエザキセンブリ(仮称)



【@齊藤さんが、花冠が二重になったセンブリを見つけられました − 草原で】
18.10.29 撮影

             センブリ Swertia.japonica〈千振〉(リンドウ科 センブリ属) 
                                         花期は10〜11月。 
            日当たりのよい山野に生える一年草または越年草で、
            高さ5-20cm、茎は淡紫色を帯びる。
            根出葉はふつう花時にも少数存在し倒被針形、
            長さ1-2cm、幅5mmに達する。
            茎葉は対生し、線形で長さ1.5-4cm、幅2-5mm、縁は多少裏側に反る。
            花は円錐状につき、5数性、萼裂片は線形〜線状被針形で、長さ5-11mm。
            花冠は白色で5深裂し、裂片は広被針形で紫脈があり、長さ7-9mm、
            基部付近に2個の蜜腺溝があり、
            その周りには顕微鏡下でも平滑な長い毛がある。
            
全草に強い苦味があり、昔から健胃剤として有名である。
            千度振り出しても苦味がなくならないので〈千振〉といい、〈当薬〉ともいう

            
− 改訂新版「日本の野生植物 4」 −

【@を拡大しました − 花冠が5裂の個体に6深裂や4深裂があるのは普通に見られますが】
18.10.29 撮影
                                 
【A上の画像の左上の花】
18.10.29 撮影

【B2個体目 − 上側の花冠裂片が、下側のものよりずっと小さいです】
18.10.29 撮影

【C − Bの花を別角度から − 蜜腺溝は各花冠裂片にありますね】
18.10.29 撮影

【D − Cの右下の花】
18.10.29 撮影

 同一個体の花すべて、花冠が二重になっていて、2個体生育しているので、突然変異ではなく
 変種として良いのではないかと、齊藤さんと考えが一致しました。
 来年も見られることを期待しています。
 ヤエザキセンブリ(仮称)についた花番号は、『1541』。今年新しく見つけた47番目の花になります。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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