ヤドリギ〈宿木/別名ホヤ・トビヅタ〉(ヤドリギ科 ヤドリギ属) 花期は3〜4月。 エノキ、ブナ、サクラ、ケヤキ、ミズナラなどの落葉広葉樹に寄生する高さ50〜80pの常緑小低木。雌雄別株。葉はヘラ形で全縁。皮質で厚く無毛。花は葉と葉の間に雄花は3〜5個、雌花は1〜3個ずつつく。果実は液果。直径6〜8oの球形で、10〜12月に淡黄色に熟す。果実が橙黄色のものをアカミヤドリギと呼ぶ。
ヤドリギ、3月2日に開花を確認しました。
かつては、ドリーネのふちやは林道沿い・林の中など、あちこちで見られたのに、宿主が伐採されたり台風で倒れたりして、今はこのエノキについたのと、近くでもう1株見ているだけです。
ここでは運良く雌雄の株が見られ、画像の右の大きい株が雄株、下の小さい方が雌株で、
左上の小さな株は、昨年から見られるようになりましたが、花はまだついていません。
【雄花序】
06.3.3 撮影
【上の画像を拡大しました】
06.3.3 撮影
「花序は葉と葉の間につく。花被は厚く、上部は4裂する」
【雌花序】
06.3.3 撮影
果実は野鳥の好物ですが、まだ食べられないまま、ほとんどが残っています。
【上の画像を拡大しました】
06.3.3 撮影
昨日、100oマクロレンズで撮りましたが小さすぎるので、今日、300oズームレンズで撮り直しました。
風が強く、木に下がるようについていて、じっと止まってくれなかったこともありますが、このレンズではこれ以上望めないように思います。
でも、良いレンズは高くて買えないし・・・。
考えた末の結論は、100oマクロでもっと近づいて撮ること。
レンズは買えなくても、脚立ならどうにか買えそうなので、
「車から100mの距離を、三脚・カメラと一緒に運べる程度の脚立を買おう!」
※ 昨年の記録を整理していたら、
「No.167 ハナニガナ(キク科) 4月22日開花」 が記録もれでしたので、
昨年開花を見た数は1つ増えて、918種に訂正しました。
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