2016年 3月3日  ヤドリギ開花・アマナ(その2)



【@草原のエノキに寄生しているヤドリギ(雌株)が開花していました】
16.3.3 撮影

           ヤドリギ Viscum album var.coloratum〈宿木/別名ホヤ・トビヅタ〉
                                (ビャクダン科 ヤドリギ属) 花期は2〜4月。
        エノキ、ブナ、サクラ、ケヤキ、ミズナラなどの落葉広葉樹に寄生する
        高さ50-80cmの常緑小低木。雌雄異株。
        葉は対生。葉身は長さ2-8cm、幅5-10mmの倒披針形〜へら形で、全縁。
        皮質で厚く、両面とも無毛。
        花は葉と葉の間に雄花は3〜5個、雌花は1〜3個ずつつく。
        果実は液果。直径6-8mmの球形で、10〜12月に淡黄色に熟す。
        果実が橙黄色のものをアカミヤドリギと呼ぶ。


【@を拡大しました − 昨年は3月4日に開花したので、もしやと、見に来ました】
16.3.3 撮影
                                 
【A開花か?】
16.3.3 撮影

【Aを拡大しました − 『開花』で良いでしょう?】
16.3.3 撮影

【Bこの花は?】
16.3.3 撮影

【Bを拡大しました − 開花ということに】
16.3.3 撮影

【Cこれは…一番良く撮れていたのに残念!】
16.3.3 撮影

* * * * * * * * * *

【Dアマナの昨日開いていなかった花の様子を見に来ました − 12時14分】
16.3.3 撮影

           アマナAmana edulis 〈甘菜/別名ムギグワイ〉(ユリ科 アマナ属)
                                             花期は3〜4月。
          地中の鱗茎が食用になり甘みがあるのでこの名がある。
          日当たりのよい草地、田畑のあぜ、林の縁などに生える多年草。
          葉は2枚で茎の下方に対生状につき、長さ15-25cmの線形で白緑色。
          花茎は高さ15-20cm、細くてやわらかい。 
          花はふつう1個つき、日が当たると開く。
          花被片は6個あり、
長さ2-2.5cmで、白色に暗紫色の脈がある。
          雄しべは6個で花被片より短い。


【Dを拡大しました − すべて、きれいに咲いていました。オオイヌノフグリも!】
16.3.3 撮影
                                
【Eもう、盛んに花粉を出していますから、今日開花したのではありませんね】
16.3.3 撮影
アマナがその日に花が開くかどうかは、オオイヌノフグリとほぼ同じということが分かりました。
オオイヌノフグリは秋10月に開花しますが、風が冷たい日には、半開きや咲かなかったりしますから。


* * * * * * * おまけ * * * * * * *

【F草原の小さなドリーネで、ニワトコが開花しました】
16.3.3 撮影
【G】
16.3.3 撮影

【Gを拡大しました − 開花ですね!】
16.3.3 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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