2022年 3月16日  ヤドリギ



【@草原でエノキに寄生している雌株です】
22.3.16 撮影

         ヤドリギ Viscum album var.coloratum〈宿木/別名ホヤ・トビヅタ〉
                           (ビャクダン科 ヤドリギ属) 花期は2〜4月。
        茎は緑色で、無毛。
        2叉分枝を繰り返して広がり、高さ30-80cmになる常緑低木。雌雄異株。
        ケヤキ、エノキ、ミズナラ、ブナ、サクラ、シナノキ、ケヤキ、ミズナラなど
        種々の落葉広葉樹に寄生する。
        葉は柄がなく、倒披針形で長さ2-8cm、幅5-10mm、全縁、
        先は円く、下部は次第に狭くなり、両面無毛、ふつう3本の太い脈がある。
        2〜3月、枝の上部にほとんど無柄の花序をつくり、
        1〜3個の花をつける。
        雄花は2個の苞に包まれて4個の厚い花被片があり、長さ約4mm、
        花被片の内側に葯が合着する。
        雌花は2個の苞に包まれ、広楕円形で長さ約3mm、先は4裂する。
        花柱はごく短い。
        果実は径約8mm、液質の半透明の果皮に包まれて淡黄色または橙赤色に熟す。
        
北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
         − 改訂新版「日本の野生植物 4」 −

【@を拡大しました − 葉は柄がなく、倒披針形で長さ2-8cm、幅5-10mm、全縁
22.3 16 撮影
                                 
【@を拡大しました −雌花は2個の苞に包まれ、広楕円形で長さ約3mm
22.3.16 撮影

【@を拡大しました −雌花は2個の苞に包まれ、広楕円形で長さ約3mm、先は4裂する
22.3. 6 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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