ヤブタバコ〈藪煙草〉(キク科 ヤブタバコ属) 花期は8〜11月。
やぶによく生え、根生葉や下部の葉が大きくてしわがあり、タバコの葉に似ていることによる。
人家近くのやぶや林のふちなどに多い1〜2年草。
茎は太く、高さ0.5〜1mで生長がとまり、上部から長い枝を放射状に伸ばす。
根生葉と下部の葉は長さ25〜30cmの広楕円形〜長楕円形で、薄くて両面とも短毛が生える。根生葉は花のころは枯れる。
上部の葉は長楕円形で上のものほど小さい。
上部の葉腋に黄色の頭花を下向きに1個ずつつける。
頭花は直径約1cmで、ほとんど柄がない。
総苞は鐘状球形。総苞片は3列に並び、外片は短い。
【A 一枝を】
09.11.10 撮影
「上部の葉腋に黄色の頭花を下向きに1個ずつつける」
【Aを拡大しました−ヤブタバコの頭花はほとんど柄がないのが特徴】
09.11.10 撮影
「総苞は鐘状球形」
【下部の葉−@を拡大しました】
09.9.8 撮影
「 根生葉と下部の葉は長さ25〜30cmの広楕円形〜長楕円形で、
薄くて両面とも短毛が生える。根生葉は花のころは枯れる」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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