9月3日  ヤブマオ・メヤブマオ・ナガバヤブマオ(イラクサ科)

   ヤブマオ  05.8.10 撮影
   
 ヤブマオ〈藪苧麻〉(イラクサ科) 花期は7〜9月。
 山野に普通に見られる高さ1〜1.2mの多年草。茎は直立し分枝しない。葉は対生、卵状長楕円形〜卵形で、やや厚くてざらざらしている。先端は尾状にとがる。ふちには粗い鋸歯があり、葉の先ほど粗くて大きな鋸歯になる。普通茎の下部に雄花序、上部に雌花序をつける。
 
 
                    【上の画像を拡大しました】                    
                        05.8.10 撮影
       「茎の上部に雌花序がつく。
       雌花は球状に集まり、果期にはこの集団がくっついて太くて長い穂をつくる

                                 
【メヤブマオ】
05.9.3 撮影
 
 メヤブマオ〈雌藪苧麻〉(イラクサ科) 花期は8〜9月。
 葉が薄く花序も細くて、全体に弱々しく見えることによる。山野の林内に生える高さ1mの多年草。葉は対生、卵円形で薄く、先が浅く3裂するものが多い。葉の基部は切形で、ふちには粗い鋸歯があり、両面とも短毛がある。雌花序はヤブマオより細く、雌花の集団はやや離れてつく。
 

                    【上の画像を拡大しました】 
05.9.3 撮影
雌花の集団はやや離れてつく

【ナガバヤブマオ】
05.8.24 撮影
                 
 ナガバヤブマオ〈長葉藪苧麻〉(イラクサ科) 花期は8〜9月。
 山地に生える高さ1〜2mの多年草。葉は対生、卵状長楕円形で、やや薄く、鮮緑色で表面にやや光沢があり、先は長く尾状に伸び、この属では最も長い感じがある。(普通はあまり毛のないものであるが、毛のでるもに、葉の広いもの、雌花穂の細いものなど変化が多く、他種との中間型とみられるものもあって、多くの名がつけられている。)

 9月3日(土) 
 「苦手を克服するには、日記に書くのが一番」と、メヤブマオを撮りに行ったら、かたまって生えている葉の全てに虫食いのあとがありました。
 でも、なんとか書けました。ふう・・・。